本日超得 M4765●江戸明治和本等>〈御家〉民家学要(玄水堂)稀書往来物
商品概要
商品の説明●江戸明治和本●〈御家〉民家学要(玄水堂)【判型】大本1冊。縦268粍。【作者】知足庵(南総周准郡大鷲村住人)原作。玄水堂(前西明寺祐明、武州稲毛領住人)書。【年代等】文政13年春書・刊([江戸]小林新兵衛(嵩山房)板)。【備考】分類「往来物」。全冊袋綴じ展開収録。『〈御家〉民家学要』は、知足庵作、文化12年刊『下民小学』の改題本。本文は『下民小学』と同じで、全33カ条と後文で庶民向けの教訓を綴った往来物で、5行・無訓も『下民小学』と同じ。一方、『下民小学』の改題本の文政13年刊『農家大学』は、5行・付訓(すなわち、小林新兵衛は『下民小学』から2種類の改題本を刊行)。内容はいずれも同じで、第1条「妻を娶る際の男子の心得」から始まり、家内を預かる妻の本務、婚家における嫁の舅姑への孝行、妊娠時の心得、子どもの養育・教育、布施・陰徳、倹約、家業と休息、誠実な奉公、奉公人の見極め、家内和順、神事祭礼、乱酒禁物、講中寄合での心得、衣食住における分限、身体の保養、先祖伝来の土地の保持、商家主従の心得、慶弔、金銭貸借、郷土への貢献、諸役人等に関する教訓を列記し、最後に、幼時よりこの教訓を日々熟読し、天地の真理や人倫に従って家業・学問に励むべきことなどを諭す。なお、小林新兵衛板の書籍広告(文政13年刊『農家大学』等)には、「此書は農工商の家を治め、身を保ち、子孫長久の基をよくしめし教たる文にて、殊に大字なれば、手習ふ手本にいとよき書也」と紹介されている。★原装・題簽付・美本。稀書(全国に所蔵1カ所(国文学研究資料館DB))。商品の情報カテゴリー本・雑誌・漫画 > 本 > その他商品の状態やや傷や汚れあり発送元の地域埼玉県
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